- 社員紹介
- 2026年7月3日
「できない」と言わない──求められたことに応え続けた先にあったジェネラリストという道

今回はシステムコンシェルジュで活躍されているエンジニアの方を紹介する企画として、課長を務めながら現場でも構築・運用保守に携わる渡辺一史さんにお話を伺いました。
求められたことに一つひとつ応え続ける中で、幅広い業務に対応できるジェネラリストとしての経験を積み重ねてきた渡辺さん。現在の業務内容や仕事への向き合い方、そしてシステムコンシェルジュで働く魅力について伺います。
課長でありながら、現場で手を動かす
――はじめに、渡辺さんの現在の所属部門と主な業務内容について教えてください。
インフラソリューション一部という部署に所属しています。主な業務内容は、サーバーやネットワークの設計・構築、運用保守など、インフラ系の業務を担当しています。
役職は課長ですが、いわゆるマネジメント業務というより、現場で手を動かす業務が中心です。設計資料を僕が作成し、その後の構築は他のメンバーにお願いするケースもありますが、自分で構築や保守作業を行う場面もまだまだ多いです。
派遣社員として出会ったSC、そして社員へ
――現在のお仕事内容について、イメージできました。それでは、渡辺さんのこれまでのご経歴についてもお伺いします。
システムコンシェルジュ(SC)では入社何年目ですか。
7月で、ちょうど11年になります。
社会人1年目のとき、まずはいろいろな仕事に触れてみたくて派遣会社に入社しました。
その派遣会社から最初に紹介された企業がSCだったんです。
その案件が終了した後、SCが別の案件で募集していたので再度応募しました。結果的に2回目の派遣先もSCでした。
その後、少し期間が空いたのですが、SC社員の方から声をかけていただき、正式にSCへ入社することになりました。そこからもう11年が経ちます。
「飽きない仕事」と、成長し続けられる環境
――社会人経験の内、かなり多くの時間をシステムコンシェルジュでお勤めされてるんですね。
では、システムコンシェルジュで実際に働いてみて、どんなところが気に入っていますか。
業務として、一つのメーカーの製品だけを扱い続けるということがないので、よく言えば「飽きない」ですね。同じことの繰り返しが少ないので、僕の性格に合っていると思います。
あとは、業務の種類によるかもしれませんが、エンジニアの場合、裁量を任されている部分が多いので、休みの予定を調整しやすいところも気に入っています。納期から逆算して自分でスケジュールを組み、その中で調整できるのは、個人的にはとてもありがたいですね。
――もし差し支えなければ、「もう少しこうなったらいいな」「ここが変われば嬉しいな」と感じている部分はありますか。
うちの部署に関しては、もう少し若手が入ると嬉しいなと思っています。会社全体としても、40~50代に比べると、20~30代が少ないので、もう少し若手が増えるといいなとは思います。
――若手には、どんなことを期待しますか。
この先、長く一緒に働いてくれる可能性が高い人、一緒に会社を盛り上げてくれるような若手が来てくれたら嬉しいですね。 今、僕の部署に若手のメンバーがいるのですが、やはり若いと知識を吸収する速度がすごいなと思っています。
――一方で、40〜50代の先輩方から学んだことや刺激を受けたことはありますか。
入社してすぐの頃は、業務についていろいろなやり方を学ばせてもらうことが多かったですね。自分が想定していた方法とは違うやり方をたくさん教えていただきました。今でも、「こういう考え方もあるのか」と勉強させてもらっています。
「できない」と言わない
――ここからは、渡辺さんのエンジニアとしての価値観や考え方について深掘りしてお話を聞かせてください。
ずばり渡辺さんの、エンジニアとしての強みは何でしょうか。
そうですね・・・強いて言えば苦手意識が少ないことですかね。「できません」とは言わないようにしています。もちろん「その期限ではできません」というケースはありますが、それ以外では「できないです」と言わないようにしています。
――まずは挑戦してみるんですね。その自信はどこからくるのでしょうか。
自信というほどではないのですが、求められたら応えたいという気持ちがあります。それに、知らない技術に触れるのは新鮮で楽しいですね。
初めてのことでも、上司や先輩に相談できる環境があるので、あまり不安はありません。
――その考え方は、仕事だけでなく普段から変わらないのでしょうか。
元からですね(笑)友人にも頼まれ事をされた時に断ったことはほとんどありません(笑)
――仕事以外でも、頼まれたことには応えたいタイプなのですね。では、もう少し深掘りして、実際の業務の中でその自分の強みが活きたなと感じた部分はありますか。
例えば同じ部署の方が休職する際に、その方の業務の一部を引き継いで吸収できたのは良い経験になったと思っています。部署の業務を何とか回せたのは、臆せず何でも挑戦してみるという、自分の強みが活きた場面だと思います。
他には、状況がよくわからない業務に放り込まれても、何とか形にできる臨機応変さや度胸もあるかもしれません。そういう時も「まずはやってみる。とりあえずやってみる」という姿勢で取り組んでみます。
エンジニアに必要なのは「やりきる力」
――では次の質問をさせていただきます。「エンジニアとはどうあるべきか」について、信念や考え方を教えてください。
難しい質問ですね。ただ、強いて言うなら「やりきる」ことじゃないですか。
どんな方法でも、与えられた仕事をやりきるのが大事だと思います。分からない部分があれば上司や先輩など、他の誰かに聞いてでも最後まで形にする。エンジニアに限らずですが、そこは社会人として重要な部分だと思っています。
――逆に、こういうエンジニアにはなりたくないな、というイメージはありますか。
先ほども言いましたが「やったことがないから、できない」というエンジニアにはなりたくないですね。もちろん、「その条件では納期までに間に合いません」っていうのはアリだと思いますけど(笑)
――少し話は逸れますが、課長という立場になられて何年目でしょうか。立場が変わると考え方が変わる。または必要に応じて考え方を変える必要もあるかと思うのですが、渡辺さんの場合はどうでしたか。
課長になって2年ほど経ちました。エンジニアとしてどうあるべきかという部分の考え方については、基本的には今のところ変わってないですね。
――ありがとうございます。渡辺さんの仕事観がよく伝わってきました。
気が付けばジェネラリストになっていた
――ジェネラリストとしての道を進まれている点についてお伺いします。
一つを突き詰めるプロフェッショナルの道と、幅広い知識を習得・理解しているジェネラリストの道があると思いますが、後者を歩む意図や面白さについて教えてください。
正直自分で「こうなりたい」という明確な意図や目標があったわけではないんです。会社や上司に求められたことに応えていたら、今に至るという感じです。
今でこそ部署ごとの役割分担が整ってきましたが、僕が入社した当時はかなり多種多様な業務を担当していました。目の前の業務を一つずつこなしていたら、結果的にジェネラリストの道に進んでいたのだと思います。
――求められることや要望に応えるうちに、知らず知らずのうちにジェネラリストの道に進んでいたのですね。
そうですね。うちの会社の文化や今の体制の兼ね合いもあり、例えば「ネットワーク構築だけを専門にするプロフェッショナル集団」のような部署があるわけではありません。そういう環境で育ったので、プロフェッショナルになる道はあまり考えていませんでした。個人的にも、同じことだけを続けるのは飽きそうだなと思いますしね(笑)
なので、尖るにしても「各種メーカーの機器に触れます」「いろいろな環境に対応できます」という方向性なのかなと思っています。
僕の今の働き方では、一つのツールを突き詰めることよりも、お客様から依頼された仕事に幅広く対応することの方が近いです。目指していたというより、目の前の依頼に一つずつ向き合ってきた。その積み重ねが、今の僕につながっているのだと思います。
――では、渡辺さんが理想とするジェネラリストのイメージはありますか。
そうですね。何か一つの製品に精通していて、そのうえで他の領域にも幅広く対応できるくらいが、ちょうどいいのかなと思っています。
幅広くお客様の役に立てる存在でありたいですね。
プロジェクト担当ではなく、お客様担当
――では、実際の業務の中でも幅広く対応できることが常に役立っているのですね。
そうですね。なので「担当のプロジェクト」というより「お客様担当」のようなスタンスで日々業務をしています。
「この案件は、ネットワークの案件だから渡辺君にお願いしよう」と依頼されるのではなく、「これまで担当してきたお客さまの依頼だから、引き続き僕が担当します」というケースが多い気がします。
SCに勤めて長いので、お付き合いのあるお客様のことはだいたい理解しています。だからこそ、案件単位ではなく、お客様単位で見ながら対応できるのだと思います。
逆境になると燃える
――エンジニアのお仕事は、お客様から難しいご相談をいただくこともあると思います。そういう時は、どのように向き合っていますか。
まず、一旦受け止めて、具体的にイメージするところから始めます。そのうえで周囲に相談し、最後はお客様に「こういう形で解決していこうと思いますが、よろしいでしょうか」と確認します。
まずは、自分の解釈が合っているかを、丁寧にヒアリングすることが大切だと思っています。
――他には、お客様自身もまだ気づいていない課題があった場合は、どうしていますか。
既存のお客様の場合は、特に言われなくても気が付けるように日頃からアンテナを張るようにしています。気づいたことがあれば、自分から改善提案をすることもあります。
もちろん、お客様と相談しながら方針を確認し、追加で対応する場合もあれば、今回は対応しないという判断になる場合もあります。
――課題や正解が見えない状況の中で、答えを探すのが苦しくなってしまう人もいると思います。渡辺さんは、それを苦しいと思うタイプですか。それとも面白いと思うタイプですか。
どちらかというと、逆境になると燃えるタイプですね。追い詰められると燃えます(笑)
――「できないと言わない」という姿勢が、根底にありそうですね。
そうですね。もちろん、慎重に進める必要はありますが、必要以上に重く捉えすぎないようにはしています。自分がどこまでできるのか、毎回自分を試しているような感覚もあり、それが面白味でもあります。
ただ、大きい会社では、担当者の方が会社人生をかけるような思いで稟議を上げている場合もある、という話を聞いてからは、より慎重に対応するよう心がけています。
基本的には、良い意味で前向きに捉えながら、周囲を巻き込み、最後まで形にしていく。そういう姿勢で取り組んでいます。
――ありがとうございます。渡辺さんらしい仕事の進め方がよく伝わってきました。
どこにでも収まれる人になりたい
――エンジニアとして仕事とプライベートで心がけていることはありますか。
これ、よく聞かれるのですが、実は特に心がけていることはありません(笑)
――ないのですか(笑)少し想定外です。
仕事で必要だから調べる。それが知識として定着し積み重なっている状態です。
昔は休日にも勉強していましたが、最近は休日は自分の時間を楽しむことに専念しています。
業務に必要であれば、勉強会に参加したり、分厚い技術書を読みますが、プライベートの時間で、業務と関係ない技術を学んだりそれを個人のパソコンで試したりすることは、あまりないですね。
エンジニアは技術が好きで、家でも新しい技術を試している人が多いと思います。でも僕はワークライフバランスを意識しているので、自宅ではあえてPCを触る機会を減らしています。
会社で毎日、朝から晩までPCを触っていますからね(笑)
――将来、どんなエンジニアになりたいか具体的なイメージはありますか。
特に社長には、「技術一筋でいくのか、営業も技術も分かるタイプを目指すのか。SCにも参考になる先輩がいるので、誰のようになりたいかを考えておきなさい」と言われてきました。
でも、結局誰にもなりたくないんです。自分はこのままがいい。
一方で、社長からは、技術者としての役割に加えて、後進の育成やマネジメント、プロジェクト管理にももっと関わってほしいとも言われています。
――では、割と近い将来のイメージはプロジェクト管理もできるエンジニアという事でしょうか。そして、その先の将来像はまだ決めきっていないという感じですか。
そうですね。究極どこにでも収まれる人になればいい。それが一番の理想です。
プロフェッショナルではないので、収まらないケースもあるとは思いますが、大体どんな仕事も収められるような力量のある人になりたいなと思います。
――今後チャレンジしてみたいことや興味のある領域はありますか。
もう少しクラウドの勉強をしたいなと思っています。業務としてクラウドの研修にも参加していますが、やはり実際の業務で利用しないと自分の力として定着しないので、まだまだですね。
SCに向いている人
――最後に、これから仲間になる方へのメッセージとして、システムコンシェルジュにご興味を持ってくださる方や、将来一緒に働くかもしれない方に向けてお話を伺いたいと思います。
どんな方と一緒に働きたいとか、また、どんな方がSCに向いているかについて教えてください。
何事にも挑戦できる人に来てほしいです。
実際の現場ではお客様からさまざまな要望をいただく場面があり、対応力が求められます。初めてのことでもあまり苦手意識を持たずに挑戦できる人、上司にうまく頼りながら解決策を探せる人が向いているかなと思います。
――では、渡辺さん個人としては、どんな人と一緒に働きたいですか?
やっぱり「無理です」「できません」と言わない人ですかね。最初からシャットアウトしない人に来てほしいです。
あとは、未経験の場合には素直な人と一緒に働きたいです。プライドを持って仕事をするのはとても良いことですが、まずは教えられた仕事を素直に受け取り、吸収してくれる人に伸びしろを感じますね。
――本日は、ありがとうございました。
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