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  • 2026年1月6日

「結局“人”なんですよね。」自然体で働ける場所を求めて──澤田氏がシステムコンシェルジュに戻ってきた理由

OSS(オープンソースソフトウェア)のバックアップソフトウェア「Bacula(バキュラ)」の書籍執筆や、OSS分野でのご活躍など、社内外で高い専門性を発揮されている、システムコンシェルジュのエンジニア・澤田 健 さん

今回は、エンジニアとしての仕事のやりがい、技術へのこだわり、そして一度退職した後に「再び戻ってきた」理由について、お話を伺いました。

現在の業務や澤田さん自身について

――はじめに、澤田さんの現在の所属部門と主な業務内容について教えてください。

インフラソリューション一部という部署に所属しています。サーバーの構築・運用保守や、Wi-Fiなどのネットワーク機器を扱っている部門です。
チームのメンバーは全部で8名で、僕自身は、サーバー分野が得意なので、主にサーバーの構築・運用保守を担当しています。
役割としては、エンジニアとしての実務が約6割、部長としてのマネジメントが約4割 です。

――趣味や休日の過ごし方などもお聞きしてもよろしいでしょうか?

週末は家族と過ごす時間が多いですね。その中でタイミングを見て音楽ライブや映画に行ったり、自宅でサスペンス系の本を読んだり。
おかげさまで充実した毎日を過ごしています。

エンジニアを目指したきっかけ

現在のお仕事や日常の過ごし方についてお聞きし、澤田さんの人柄が少し見えてきました。

では、その基盤となる「エンジニアとしての出発点」はどこにあったのでしょうか。
ここからは、澤田さんがこの道を選んだ“原点”について伺います。

――エンジニアになろうと思ったきっかけは、いつ頃で、何か特別なことがあったのでしょうか?

最初は、明確にエンジニアを目指していた訳ではないんですよ(笑)

僕はファミコン世代なんで、その延長線上にパソコンがあるイメージでした。
単純に「パソコン使える仕事ができたら面白いかなぐらいな」みたいな気持ちでIT系の専門学校に入ったんです。
そしたら、やっぱり面白かったんですよね。

インターネットが普及し始めた時代、❝エンジニアになるにはどうしたらよいのか❝ という情報も一般的ではないからこそ、❝好き・楽しい❝ という気持ちを大切にするうちに、自然とエンジニアという職を意識するようになりました。

OSSやBacula(バキュラ)との出会い、書籍執筆までの経緯

――OSS や Bacula に関わるようになったのは、どんなきっかけやタイミングだったんでしょうか?

新卒後、数社のSESの会社を経て入社した会社が、たまたまOSSの有償サポートを販売している会社で、そこでOSSやBaculaと出会いました。
Baculaは、当時の技術では画期的なバックアップソフトウェアで、複数の異なるOS環境をまとめて管理できるものでした。
国内では、まだまだ認知度が低かったので、その素晴らしさ・面白さを世間に知ってほしくて、担当に立候補しました。社内でも他に立候補者が居なかったので、担当に決まった時は嬉しかったですね。

――当初は業務としてBaculaに関わっていたのですね。そこから書籍執筆まで至った経緯や、それによって得たものなどについても教えてください。

業務では、公式手順書の和訳・検証を行い、そのサポート提供を担当していました。また、並行して個人的にブログにBaculaについて色々書いて発表していました。
あるとき、技術書展というイベントがあるのを知り、面白そうだから参加してみる事にしたんです。
それまでブログに書き溜めていたものを整理して、自費出版で本を作ったんですけど、それが出版社の方の目に留まりお声をかけていただきました。

出版後は、Baculaの第一人者という扱いをされることが多く、嬉しくもあり・恥ずかしくもあり・・・という感じです。ただ、技術関連の勉強会などで「本読みました」とお声がけをいただけることが多く、とてもありがたいですね。

 

エンジニアとしての価値・強み・こだわり

そうした経験が澤田さんの技術者としての幅をどんどん広げてきたんですね。

――それらの経験を踏まえ、今、澤田さんがエンジニアとして大切にしている価値観や譲れないポイントはありますか?

そうですね、何の業務でもそうかもしれませんが、❝確実に積み上げていくこと❝ を大切にしています。それが良いアウトプットに繋がると信じています。

他には、❝エンジニアとして❝ ではなく ❝人として❝ という部分で・・・
IT業界だとどうしても ❝効率❝ ばかりが重視され、一緒に働く仲間の人柄や考えが二の次になってしまうケースも多く見てきましたが、私は一緒に働く仲間をリスペクトしながら働きたいという価値観は譲れませんね。
結局は なんですよ。

――難しい課題に直面したとき、どのように向き合い・解決しますか?

難しくなった原因が当然あると思うので、そこを細かく分解して状況を整理するところから始めます。
例えばお客様から無理難題を言われてしまった場合、その要望の背景を細かくヒアリングすることが重要ですね。
それも、お客様との信頼関係がなければうまくいきません。
そういう意味でも、社内外問わず一緒に働く人と良好な関係を築くことが成果に繋がっていると思います。

――澤田さんが描くエンジニア像と自分の現在地は?

そんな崇高な理想はなく、毎日気分良く仕事ができればいいなと思っています(笑)
ただ、それが本当に難しい。
これまで複数回転職してきた中で感じたことは、多様なメンバーが1つの目標に向かって協働すると、それぞれの個性が良い方向に作用する時もあれば悪い方向に作用する時もあるわけです。
周りの人をうまく巻き込んで仕事が進められるようになれば、もっと良くなるなと思っています。それは私自身もそうですし、会社やチームメンバーの人もそうであってほしいなと思います。
まずは半径三メートルの人を幸せにできるように、これからも尽力したいです。

キャリアの歩み

実は澤田さん、一度システムコンシェルジュを離れ、その後、再びこの会社に戻ってこられました。
退職と再入社という選択には、どんな思いがあったのでしょうか。

――SCへの入社、退職後、再びSCに戻った経緯は?

エンジニアとして複数社での勤務を経て技術を研磨し幅を広げ、SCに入社しました。SCでは約3年半、オンプレのサーバ構築の業務を担当し次のステップを求め転職をしました。
ただ、そこでは年齢的にどうしてもマネジメント業務が多くの割合を占めてしまい、自分で手を動かす機会が減ったことで、現場でのアウトプットが以前ほど出しづらくなっていました。
エンジニアとして再度輝きたいと感じていた頃にSCから ❝戻ってこないか❝ とお話を頂いたので戻ることにしたんです。

――一度辞めた会社へ戻る事に不安や課題感はありませんでしたか?

SCは、私が求める職場環境が整っていることを経験上知っていたので、不安はありませんでした。
特に社長の人柄会社の方針は、私が大切にしている価値観(お互いにリスペクトできる仲間と仕事をしたい)と合致している部分は大きなメリットですね。

SCでの働き方や文化について

――チームの特徴や雰囲気は?

良い雰囲気の中で、他のメンバーとフラットに意見交換や助け合いができるのは良い文化だと思います。

――具体的なエピソードはありますか?

たとえば、僕が「ここが少し気になるな」とボソッと呟いたら、メンバーがスッと見に来てくれて「こうしたら良くなりますよ」と助け船を自然に出してくれたことは印象的でした。
立場関係なく助け合えるのは、とてもよい文化ですよね。

――社内での技術共有や勉強会などは、どんな取り組みがありますか?

技術面では、直近の業務に関係なくても ❝こんなのがあるみたい❝ とか ❝これ面白そうだよね❝ など最新技術などについて社内チャットで共有し合っています。
他には、インフラ関連の勉強会を不定期ですが実施しています。今後は定期的に開催する方向で考えていて、今から楽しみです。

今後の展望

ここからは、少し先の未来のお話についてお伺いします。澤田さんご自身の今後の挑戦や会社としての展望についてもお聞かせください。

――注目している技術や製品/これから挑戦してみたい技術・分野は?

直近一、二年の課題として、まずはVMwareという仮想化ソフトウェアがライセンスの都合で今後中小企業での利用継続が難しくなってしまうので、その代替となる基盤の検討が最重要課題だと考えています。

他には、インフラの構築、運用保守の地固めをしたいですね。お客様ごとに担当者を複数名付けてさらに安定的な支援体制・環境を整えていきたいです。それがお客様満足度に繋がると考えています。

――会社の未来について。今後どんな会社になってほしいとお考えですか?

まずは直近の課題を解決し達成したいですね。そうすれば、きっと自然に10年先も見えてくるのではないでしょうか。

これから仲間になる方へのメッセージ

――最後に、これからSCへの入社を検討される方に向けてメッセージをお願いします

まずは「技術が好き」「コードを書くのが好き」という方に是非来てもらいたいです。
そして「一緒に働く仲間を大切にできる」「一つずつ積み上げることができる」という方と一緒に仕事ができれば嬉しいです。
難しい技術については、詳しい先輩が周りにたくさんいるので教わりながら覚えていけばいい、心配しすぎないで大丈夫ですよ。

――ありがとうございました。

 

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